フリーランスという働き方には様々なメリットがあるが、収入が安定しづらい事や自ら営業活動をしなければならないなど、フリーランスならではのデメリットもある。
これらの活動には業務で求められるものとは違う能力も必要になるので、苦手としている人も多いだろう。
そういう人におすすめしたいのが、企業常駐型フリーランスという働き方だ。
企業常駐型フリーランスとは、文字通りクライアントである企業に常駐して業務を行う働き方で、多くの場合1ヶ月以上の単位で契約され、報酬は契約時に定めた期間ごとに支払われるのが一般的だ。
企業常駐型フリーランスという働き方は、在宅型フリーランスとは違ったメリットがたくさんある。
その一つに、収入が安定しているという点が挙げられる。
在宅型フリーランスの場合基本的に一つの業務ごとに契約は締結されるため、継続して案件を獲得することが難しいケースも多い。
しかし、企業常駐型フリーランスは期間による契約になるため、一つの業務が終わっても一定期間は収入が保証されている。
これは、人によっては大きなメリットといえるだろう。
また、企業常駐型フリーランスの場合、営業活動のほとんどを専門のエージェントに依頼することが多い。
エージェントに依頼することにより、常駐先の決定や単価交渉等を任せられるというメリットが発生する。
技術はあるが経験が少なく、担う作業の相場等を把握できていない場合は、特に大きなメリットとなるだろう。
また、エージェントを介することで、大企業で作業できる可能性も高くなる。
経験が大きな武器となるフリーランスにとって、大手企業で作業ができる可能性が高まるというのは大きな魅力だろう。